さくらこさんが参加した無料バスツアー


3年振り26冊目の著書『鉄道で親しむ英語』発刊
3年振り26冊目となる著書『鉄道で親しむ英語』が2025年10月中旬に発刊されました。鉄道とともに英語がテーマで、英文が頻繁にでてきますので初の横書き本となりました。

Train、station といった日常誰もが使う基本的な単語の解説に始まり、グリーン車、ロングシート、ロマンスカーといった用語は外国人に通じるのか? ロングシートとは、lomg(長い)という意味ではないといった意外な説明、大谷翔平が活躍中のロサンゼルス・ドジャースのドジャーdodger とは? 意外にも鉄道に関係する単語だと説明すると、たいていの人は驚くようです。

英語に親しんでもらえるように英米の有名なミステリー小説の中で鉄道が登場する作品も6作品紹介し、その原文の一部を解説しました。英国のスパイ007ことジェームズ・ボンドが活躍し、映画にもなった007シリーズから「死ぬのは奴らだ」「ロシアから愛をこめて」(映画化名「ロシアより愛をこめて」)も入っています。原作者のイアン・フレミングは鉄道好きだったようで、かなりマニアックな表現が散見されます。その他、有名なアガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」「青列車の秘密」「パディントン発4時50分」、そしてアメリカ・ハードボイルド小説からは、レイモンド・チャンドラーの作品で探偵フィリップ・マーローが活躍する「プレイバック」を紹介。興味のある人はぜひ拙著をお読みいただけたらと思います。
他には、ポップスの英語としてアメリカ・フォークソングからPPM(Peter,Paul and Mary)の唄を何曲か紹介しました。ただし版権の問題もあって、原詩をそのまま引用することは叶いませんでした。鉄道が出てくる映画としては、鉄道ファンでもあるスピルバーグの作品も紹介。そしてきかんしゃトーマスについても原文を紹介しています。
かようにバラエティに富んだ内容ですので、お楽しみいただければ幸いです。
まだ、全国紙やテレビなどでは大々的に取り上げてもらえないので、ベストセラーとは遠い現状ですが、若干のメディアやAmazonのレビューでは好意的に取り上げてもらっています。

鉄道模型雑誌「とれいん」2025年12月号では、「読了した時には、なんだか(英語を)喋ることができそうな気になっている。不思議な1冊である」との評。
経済誌「週刊ダイヤモンド」では、「『目からうろこ』の説明には意外な点も多く、興味深い。コアな鉄道マニアでなくても楽しめる話題も多いので、出張時や通勤のお供にいかがだろうか?」
Amazonのレビューとしては
「面白いです。トリビアの連続です。国民性や民族カラーも鉄道用語に出るんですね。着目点は筆者ならではだと感じました」
「日本の常識・世界の非常識鉄道版、鉄絡み英語の楽しみ方、即効確実英会話学習、全部、目から鱗だらけで、楽しいショックでした。あっと言う間に読み切りました、、!」
「鉄道については詳しいつもりでいたのだが、「へえ、そうだったのか!」と驚くことが多かった。ファンもマニアも差別用語だったとは意外。英語の勉強になったし、買ってよかったと思った」
「・・・。中でも興味深かったのが車内アナウンスについて。あのJRの車内案内の英語って、ネイティブには自然な英語に聞こえてるのかな?とずっと思っていたので、解説していただきスッキリした。また、海外の映画や小説に出てくる鉄道の話も知らないことが多かった。例えば「OO7シリーズ」は映画でしか見たことがなかったので、原作に書籍で紹介されているような丁寧な描写があるとはじめて知った。鉄道が登場する映画や小説を再度ピックアップして見直してみようと思った」
好意的な感想が多くて、嬉しいですね。
以下のサイトでご確認ください。
大井川鐵道の食堂車Train Diningオハシに試乗
2025年11月16日の12系客車出発式を取材したら、久しぶりに12系客車に乗りたくなってきました。出発式では、ちょっとだけ車内に入ることができたのですが、乗車はできず外から眺めただけだったからです。

そんなとき、大井川鐵道さんから12系客車を使った食堂車Train Diningオハシの試乗会を行うというご案内をいただきました。まさに「渡りに船」、先着順ということもあって、すぐに申し込みました。
そして、12月13日、喜び勇んで再度大井川鐵道を訪問しました。新金谷駅で受付を済ませ、ホームに出ると、汽笛を鳴らして列車が金谷駅から到着しました。列車の先頭に立つのは蒸気機関車C10形8号機です。

列車は12系客車4両編成。食堂車は機関車のすぐ次、先頭車です。車番はオハ12 345 という偶然にしては面白い番号ですね。

自動ドアが開いて中へ。
食堂車なので、テーブル席になっています。もっとも、4人向かい合わせのボックス席に大きなテーブルをしつらえたもの。着脱式のようで、食堂車として使わないときはボックス席に戻すようです。これは、かつて千葉のいすみ鉄道で走っていたキハ58系とそっくり。おそらく鳥塚社長のアイデアではないでしょうか?

6分停車で12時11分に発車。30分ほどで家山駅に到着ですから、結構慌ただしい行程です。さっそくランチをいただくことにします。3段重ねのお弁当で、地元・静岡県産の食材がぎっしり詰まっています。

お品書きによれば、
静岡県産大根と人参の三ケ日みかんマリネ、
静岡県産の抹茶を使用した伊達巻と川根温泉ホテルで作られている「きみちゃんの元気味噌」
静岡県産いろいろきのこと生キクラゲのマリネ
甘鯛のスチーム 海鮮あんかけとトビコのハーモニー
赤しそごはん 静岡県産桜エビ添え
といった具合です。
その中に
和牛ハンバーグシャリアピンソース 生胡椒添え
という一品がありました。
ハンバーグ?と違和感ありありですが、実は、静岡県はハンバーグ・レストランの激戦地。なので、ハンバーグは今や静岡県にとってはなくてはならない食材なのだとか。鳥塚社長が、マイクを手に車内で諸々の案内をしてくださいましたが、その中でハンバーグについて語ってくれました。このお弁当に入っているのは、冷たくても美味しいハンバーグなのだそうです。
お弁当を製造しているのは、地元・静岡では有名な天神屋という会社で大井川鐵道のグループ会社だそうです。
食事に夢中になっているうちに、列車は、大勢の観光客が出迎えてくれる門出駅を通過、右手に雄大な大井川が見えてきました。しばらく川に沿って走ります。私の席は進行方向左手だったので、残念ながら大井川の車窓は楽しめません。一応取材なので、右手の席に座っている女性にお願いして写真を撮らせていただきました。

線路際に陣取った大勢の信楽焼のたぬきが出迎えてくれる神尾駅を通過、トンネルをくぐって福用駅、大和田駅も通過すると、支流・家山川を渡って家山駅のホームに滑り込む。ここで15分停車。機関車は客車を切り離し、駅のはずれで給水を行う。それで、箸を休め、カメラを持って撮影に向かう。

発車が近づいてきたので車内に戻る。ホームでは客車が機関車が戻ってくるのを待っていた。

汽笛一声、家山駅を出ると列車は茶畑の中を進む。

小さな無人駅・抜里を通過。列車はゆっくりと勾配を駆けのぼり大井川第一橋梁を渡る。

ここで注目したいのは、進行方向右側である。右前方の鉄橋を渡り終わったあたりに川根温泉の露天風呂があり、裸の男性が大勢で列車に向かって手を振ってくれる。フェンスがあるので、下半身は見えないはずだが、時には・・・・

鉄橋を渡ると、列車は左にカーブして川根温泉笹間渡駅に到着する。この先は台風被害のため不通となったまま。ようやく復旧作業が始まったようで、2029年の再開を目指している。当面の終着駅というわけで、ここで16分停車して、13時17分に折り返す。
停車時間を利用して、まずはデザートの黒いアイスクリームが配られる。女性の売り子さんが、昔ながらのスタイルで車内をまわり、ひとりひとりに手渡しする。


停車時間を利用してホームに降りてみました。先頭のC10形を眺めようと思いましたが、ホームからはみ出していて近寄れず。

そこで反対側に行ってみました。こちらには茶色のデッキ付き電気機関車E10形が連結されていました。往路は後押しでしたが、復路は先頭に立ち、列車を牽引します。


帰りはEL列車に変身。甲高い汽笛を鳴らしながら大井川第1橋梁を渡ります。再び露天風呂からは大勢の男性客が手を振ってくれます。往路と異なり、家山での給水はなく、淡々と進んでいきます。福用駅では少々停車。何がすれ違うのかな?と思ったら、
赤いサンタ帽をかぶった「きかんしゃトーマス号」でした。

車内では、豪華なお土産を配布。かくして、列車は13時58分に新金谷に到着。盛りだくさんの内容と食材に満ちたミニトリップは終わった。

大井川鐵道の12系客車
旧型客車で編成されたSL列車で知られた大井川鐵道ですが、きかんしゃトーマスが走るようになり、イメージがずいぶん変わりました。そして、2025年になるとJR西日本から12系客車を譲渡され、何だか新しい時代に入った感があります。
12系客車というのは、1970年の万博で全国から団体客が大阪を目指した際、臨時列車用に製造された新型客車でした。それまでの茶塗りの旧型客車とは一線を画し、ドアは自動で開閉、そして冷房付きという当時としては最新装備、スタイルも客車というよりは電車やディーゼルカーみたいな感じでした。屋根に並んだクーラーが客車らしくなかったのです。牽引機を選ばなかったので、それこそ電気機関車、ディーゼル機関車から蒸気機関車に至るまで、当時の国鉄で活躍していたありとあらゆる機関車が先頭に立っていました。1979年に運転を開始した「SLやまぐち号」も当初は青い12系客車5両編成でした。
それから半世紀。12系客車もずいぶん淘汰され、青い塗装のものは、JR西日本とJR東日本の臨時用(もっぱらSL列車用)に残るのみ。JR西日本では「SL北びわこ号」が運転を取りやめてから出番がなくなったようで、とうとう廃止になってしまいました。ところが、それを大井川鐵道が譲り受け、11月16日から運行開始となったのです。
16日には運転開始のセレモニーが行われるとの通知を大井川鐵道からいただきましたので、久しぶりに大井川鐵道に出かけてきました。セレモニーは午後3時過ぎと言うことでゆっくりと出かけましたが、大井川鐵道の列車本数は極めて少ないので、1時間以上前に新金谷駅に到着。さっそく構内に停車中の12系客車と対面しました。

譲渡されたのは5両ですが、この日は4両編成として待機中。12系は編成の前後に電車の顔みたいなスハフ12、オハフ12が付くのですが、大井川鐵道では諸般の事情からスハフ、オハフは編成の中間に入ります。よって、車端は旧型客車のように切妻となり、12系客車らしくありません。しかし、この方が客車らしくて好ましいと、個人的には思います。
時間になると、列車の先頭に電気機関車が連結されます。西武鉄道から譲り受けたE31形のうちのE34。最近、かつてのブルートレインの牽引機EF65形500番台を彷彿させる塗装に変身、ナンバープレートも「ED31 4」。遊び心たっぷりです。しかも「富士」のヘッドマーク付きです。12系は寝台車ではないので、厳密には「ブルートレイン」ではないのですが、当時から「ブルートレイン」と呼んでいる人も少なからずいましたから、大井川鐵道でも「ブルートレイン」と呼ぶようです。

さて、出発式です。大井川鐵道の鳥塚亮社長、電気機関車の塗装に資金を出したサンケイ新聞社の人が来賓として出席。テープカットを行いました。

そして、15時 11分、 家 山行 EL急行 かわね路53号として発車しました。

セレモニーは終了。このあと、たまたま一緒だった知り合いのカメラマン氏のクルマに同乗し、福用駅付近で家山発新金谷行きの上り列車を撮影出来ました。こちらは「さくら」のヘッドマークを掲げて通過していきました。

電車の車内広告の記事と西武線「拝島ライナー」
大手出版社の講談社が運営している情報サイト「現代ビジネス」。不定期に記事を執筆していますが、9月27日に新しい記事が公開されました。
電車の広告は本当に「転職」「整形」「英会話」ばかりなのか?首都圏「車内広告」のリアルを調べてみた

電車の車内広告について分析した記事は珍しいと思います。このような写真を撮影するのは、混んだ電車内では難しいのですが、これは通勤用座席指定列車「拝島ライナー」車内で撮ってみました。休日の午後5時、西武新宿発は1両に数名程度の乗車。のんびりと撮影できました。
「拝島ライナー」は西武新宿を発車すると、高田馬場に停車。休日のせいか、2人ほど乗車したのみ、ゆったりとした車内のまま、小平駅まで20分ほどノンストップ。小平からは指定券なしで乗車できますので、やや混雑するものの、以後は各駅停車なので、萩山、小川、東大和市、玉川上水で乗り降りがあり、少しづつ乗客は少なくなっていきました。

44分で終点・拝島に到着。「拝島ライナー」というものの、西武新宿から拝島まで乗り通したのは、私の乗った4号車では、私だけでした。
26冊目の著書「鉄道で親しむ英語」、10月に発売決定
3年振り、26冊目の著書の刊行が決定しました。
タイトルは「鉄道で親しむ英語」

JR時刻表、月刊「鉄道ダイヤ情報」などでお馴染みの交通新聞社の新書シリーズの1冊です。表紙や帯の画像は未定なので紹介できませんが
目次は、以下のようになっています。
まえがき
第1章 鉄道に関する英語 初歩編
第2章 通じる?通じない?日本の鉄道英語
第3章 日本生まれの鉄道英語、アルファベット表記について
第4章 車内放送の英語でリスニング練習してみよう
第5章 ミステリー小説の原文で味わう鉄道の情景
第6章 名曲・名作の鉄道シーンは、生きた英語表現の宝庫だ
第7章 ちょっと専門的な鉄道の英語
第8章 英語表現を探すミニトリップ
第9章 改めて英語学習。その方法
あとがき
さらに詳しいことは、こちらをご覧ください。


